ヒアリングマラソンの教材レベルはどれくらい?

ヒアリングマラソン

正しいレベルの教材が英語上達のカギ!

ヒアリングマラソンには、大きく分けて「1000時間」「中級」「ベーシックkikuzo」と3つのレベルがあり、さらにビジネス英語に焦点を合わせた「ビジネス」もラインナップされています。それぞれ英語中級以上、英語初級以上、英語入門、英語初級(ビジネス英語)という対象区分に「一応」なっています。

 

しかし、単純に「1000時間」が難しい英語ばかり出てくる、というわけではなく、また「ベーシック」、「中級」が簡単な英語ばかり、という感じでもないのです。

 

むしろ、「1000時間」は簡単な英語も含め、自然なありのままの自然な英語がごちゃ混ぜに収録されており、それを聴き取る毎月編集された教材であるのに対して、「ベーシック」、「中級」、「ビジネス」は特別に学習者のために制作された一貫したプログラム編成であることが特徴です。

 

 

自分に合ったレベルとは?

自信のない人は、3ラウンドシステムのベーシックか中級がGOOD!

学習者が自分でカリキュラムを考える必要のある「1000時間ヒアリングマラソン」と異なり、他の「ヒアリングマラソン」は、「3ラウンドシステム」と呼ばれる出来合いの学習プランがあらかじめ用意されている通常の英語教材なので、自分でプログラムを組むだけの英語学習経験がない人に適していると思います。

 

 

ヒアリングマラソンベーシックkikuzoのレベルは?

結構ハードルが高そうなヒアリングマラソンシリーズですが、その一番ベーシックなコースプログラムである「ヒアリングマラソンベーシックkikuzo」はどんな感じなのか気になりますよね。

 

12ヶ月コースではなく、6ヶ月コースであるのも、取り組む心理的なハードルを低くしています。
さて、そのレベル感です。

 

やはりそれなりに難しい・・・というのが私の印象です。本当の英語初心者向けのプログラムではありません。一般的な日本人向けの英語入門者向けプログラムは、もっとはるかに易しいと思います。

 

アルクの公表している学習者のレベル別対応チャートでは、「ベーシックkikuzo」は英検4級、TOEIC300点以上となっています。学習者がもしそのレベルであれば、他の入門者向けプログラムを修了し、その後で「ヒアリングマラソンベーシックkikuzo」に取り組むことをオススメしたいです。

 

 

ヒアリングマラソン中級のレベルは?

「ヒアリングマラソン中級」の対象レベルは、英検準2級、TOEIC470点から、となっていますが、現実的にはこのギリギリのレベルでは挫折しかねない難易度だと思います。

 

語学教材は一般的に、自分のレベルよりも若干やさしいと感じるくらいのものを暗記してしまうくらい何度もやることが王道の勉強方法です。

 

その意味で、「ヒアリングマラソン中級」は、英語初級者ではなく、中上級者に適しているのかもしれません。

 

教材のボリュームも、初級者ではやりきれないほど多いと感じる方が少なくありませんし、途中での挫折者も教材のレベルを間違ってしまっていることに原因がありそうです。

 

 

ヒアリングマラソンビジネスのレベルは?

ヒアリングマラソンには「ヒアリングマラソンビジネス」と名付けられた教材がラインナップされています。これは、ALCのウェブサイトでは「リスニング」の通信教材ではなく、「ビジネス英語」のパートで紹介されているので、通常のヒアリングマラソンとは趣旨が若干異なっているようです。

 

「ビジネス」は、日々のビジネスシーンに特化した内容であること、そして英語のプレゼンテーションを聴き取ることを一つのテーマにしていることが特徴です。またこのコースは3ヶ月の短期コースであるのも、気楽に取りかかれるポイントです。

 

英語のレベルとしては「初級者から」と謳われているので「ヒアリングマラソン中級」と同じです。しかし私のように日々ビジネス英語に囲まれて仕事をしている学習者にとっては「中級」よりもかなり簡単な印象を受けました。

 

ある意味でビジネス英語は型にはまった表現が多く、その意味で、ありとあらゆる英語を克服しなくてはいけない一般英語よりも習得が簡単ではないか、というのが私の個人的な意見です。

 

 

イングリッシュジャーナルEnglish Journal も一緒にやった方がいい?

はい、その通りです。
少し誤解があるのかもしれませんが、ヒアリングマラソンのパッケージプログラムには 副教材としてEnglish Journalが含まれているのです。
なので、「ヒアリングマラソンを英語教材として活用する」とは実際には、「ヒアリングマラソン本体」と「English Journal」の2つのCDを聴くことに他なりません。

 

ヒアリングマラソン本体は、基本的な英語学習者のためのトレーニング教材で、シャドゥイング(英語音声を聴きながら若干遅れてそれを発話すること)や単語、熟語のトレーニング、穴埋め問題、ストーリー朗読、などなど「英語のトレーニング」が随所に織り込まれたプログラムです。

 

それに対してEnglish JournalのCDは、著名人とのインタビュー、海外のニュース音声、おしゃべり、日本と海外の文化の違いについてのトークなどなど、ショートショートの「実践リスニング」のための音声集となっています。

 

 

ヒアリングマラソンを集中的にやって、その後、EJを定期購読的にやるのはどう?

これは一理あると思います。1000時間ヒアリングマラソンのパッケージは原則として「ヒアリングマラソン本体」と「English Journal」の2つのパッケージプログラムですが、固定的にこれを順番にやらなくてはいけない、という決まりはありません。

 

また、ヒアリングマラソンが「基礎トレーニング」、English Journalがその応用である「実践トレーニング」、そして自ら選んだ英語の映画、ビデオ、YouTubeなどが「本番リスニング」、と考えると、段階を追って難易度を上げていくのは意味があるかもしれません。

 

しかし実際にはすべてを同時にやって総合的なリスニング力を鍛えられるように設計されているのがヒアリングマラソンですから、「一緒にやる」のが最も合理的であるのは間違いないところです。

 

 

EJとヒアリングマラソンは同時進行の方が効果的?

単月のEnglish Journalとヒアリングマラソン本体の内容は独立しています。内容もヒアリングマラソンの方がよりリスニングトレーニングを意識した編成で、English Journalの方が時事問題も含めたより実践的な内容です。

 

どちらか一方がどちらかを補完したりするような編集方針にはなっていません。その意味で、独立してやっても問題はないと思います。

 

ただ、より統合的に英語を学習するためには、同時進行で双方をやることをオススメしたいと思います。